文芸同人誌創刊の試み|参加者募集中

 マスダです。
 今日はちょっとFF7とは直接関係ない話になるので、先に7の話をしておく。
 いまいろいろ書いているのですが、クラウドさんが、クラウドさんが、クラウドさんが、これ後日別の記事に詳しく書きます。わたしは彼のことを誤解していた気がするというか、ちょっと方向性を微妙に間違っていた気がする。しかしこの微妙が致命的な部分の微妙なんで、わたしは頭を抱えて、いま彼を考えなおしている最中です。
 リメイクとは全然別のところからヒントが来たので、相変わらずリメイクのことはおっかなくてあまり追いかけられていません。なにが起きてるんだセフィクラ大丈夫か……いやセフィクラが公式なのはもうとっくの昔にわかってたことだからいいけど、公式が公式を超えるなにかをぶっこんできたのではと思うとおそろしくて、ちょっとまだほとんどなにも見ていない。

 さて今日の本題。
 一次創作をする二次創作者のための文芸同人誌を作ります。二次創作だけではちょっと物足りないが、さりとて一次創作を書いてもどうするんだ、どこに発表するんだ、という微妙な心に揺れうごく書き手のための、発表の場を作る。
 実際の活動としては、会報(PDF)と雑誌(現物)を定期的に刊行します。で、発行のあとにオンラインで合評会をやります。

 ここまでなら、普通の文芸同人誌とあまり変わりないが、ここから先が「二次創作者のための」と銘打っていることの意味です。
 この同人の会では、会報や雑誌上には一次創作しか載せられないが、二次創作も一次創作と同じ扱いを受ける権利が保証されている。具体的には、ピクシブやオンライン上に置いてある二次創作のリンクを共有してくれれば、一次創作と同じように合評会でとりあげます。

 わたしの個人的な考えだが、一次創作と二次創作のあいだに境界線などというものはない。そういうものを設けたがるやつは、創作のなんたるかをまるでわかっていないやつである。現状、明らかに二次創作を楽しみ、たしなむ人間が多い以上、そしてそこから一次創作へ進む人たちがいる以上、この二者の境界線を、非常に真摯な情熱でもってとりはらい、非常に真摯な創作のこころみのなかで、この垣根をとりのぞいていくという作業に、わたしは文学の未来の可能性を見ている。
 この区別は単に法律の問題に過ぎない。そして法律などというものは、創作ともっとも相性が悪いのだ。わたしは反抗しているのか? たぶんそうだ、昔から、わたしは法律というやつを、ただ嘲笑っている。
 パウル・クレーの言葉でないが、「現世のこと、それは僕にはまったく不可解だ」。

興味のある方は企画書をご覧ください。
https://mjibms.com/wp-content/uploads/2020/04/kikaku.pdf

専用のツイッターアカウントもあります。会員登録フォームなどのリンクはこちらからがよいでしょう。
@online_bungeibu

 まあ、そういうご案内でした。もし一次創作をされていて、同志のほしい方がいれば。わたしもふだん一次創作をするときの名前で参加します。そして真剣に書き、真剣に読みます。