「英雄志願者の死」を追加しました

 マスダです。
 リメイクのDLがはじまったみたいですが、わたしは全然関係なくああでもないこうでもないと云いながら書いてました。
 詳しいことは、小説読んだらあとがきを読んでください。
 ちなみにこれ、旧サイトで書いた設定を踏襲しているので、読んでないとなんでセフィロスさんが森にいるのかわけわからないと思うし、読んでもわからない可能性がある。ごめん。。。
 これは、もうコメントすることができない。あとがきに書いておいた。わたしはわけがわからない。どうしたらいいのだろう。わたしそのうちクラウドさんに殺されるかもしれない。謎がずっと謎のままで。

 PDFでちょっと遊んでいます。正確にはWORDでですが。遊んでいるというか、まあ、なんだろう、どういう書式が一番見やすいかなあと思って、試行錯誤している、といったらいいかな。

 あとだんだん小説が錯綜してきたので、よい整理方法と表示方法を考えているんですが、どなたかこうしたらいいとかアイディア浮かぶ方、ください。タブにスポイラー入れこむっていう二重構造は、ちょっとわたしとしてもどうかと思うんだけど、ほかにどんなやり方があるかなあと思って。
 表示おかしかったり、リンクが変だったら報告お願いします。

 それで、こんなところまで読んでくださってる方は貴重なので書いておくと、わたしが創世記を「ジェネシス」って書くのはわざとです。これだけはジェネシス表記にします、ここでは。いまもこれからも。ジェネシスさんが、わたしにとってたいへん香ばしいというか、追求しがいのある方であることが判明したので、頑張ってみようと思います。まずはLOVELESSから。キャラじゃないんかいっていうつっこみはしていただいてかまいません。

 いや、LOVELESSが叙事詩で、「女神」っていう単語を聞いただけで、ホメロスのイリアス思い出すと思うんです、ちょっと本が好きな人なら。あれは「怒りをうたえ、女神よ」ってのからはじまってますが、あの作品の主題……といってはいけないな、根底に流れているのは夫婦という関係だとわたしは思ってるんだけど、それ云うとオデュッセイアもそうだと思うんだが、なにかそんなようなところから、読みこむべきものがあるかもしれないなと思っています。英雄の物語、ではあるんだけれどもね。

 英雄とはなにか……わたしは今回の作品でもこれをちょっと書きました。わたしの答えはほとんど決まっていますが、セフィロスさんが戦場で英雄と云われているかぎり、彼はほんものの英雄ではない。でも、彼が与えることを、犠牲を、愛のうちに成就したならば、彼は英雄になる。生と死をくぐりぬけたならば、彼は英雄になる。そして英雄を英雄へとみちびくものは、たとえば、ギルガメシュ叙事詩のエンキドゥの場合には、そのはじまりはそもそもひとりの遊女だった。遊女とまじわることによって彼は人間になり、着物をまとい、人間の食べ物を食べて、英雄ギルガメシュを滅ぼすものではなく、その無二の友になる。

 なんてね、まあそんなようなことを、お好きな方は読みこんでいただいてもいいですし、そんなの全然関係ないほうがかえって楽しいと思います。あとがきになにか色々書いてるけど、気にしないでください。そのほうがいい。わたしは書き手として恐怖しているが、あなたはそうでない。あなたには読んだものを、読んだときの感情のままに、受け止めていただきたい。