ツイッターの後続を探せ(サイトにPIYOが追加されました)

 いやSNSは悩ましい。自分で開発したのでないものは基本的に悩ましいものだが、特に最近のツイッターは悩ましい。
 前にも書いたがこれは別にイーロン・マスク氏がいいとか悪いとかの問題ではなくて、あるサービスが提供されればそれがいずれ変質してゆくのは仕方のないことである。そのへんを仕方のないことと割り切って、それでも昔のツイッターが懐かしくしかも使いたい場合、ではどうするかという問題が起こるわけだが、結局方法は

1.自分で似たような機能を開発する
2.似たようなサービスを探す

 のふたつになる。んで、わたしは2をやりつつ1に狙いを定めてミスキーなんかを狙ってるわけだけど、これお金がかかるし保守点検がほんとうに大変で、ひとりでやれるかどうかちょっと自信がない。最終的にその手間に見合うだけの情熱が自分にあるかどうかという話になるが、このへんもつきつめて考えてしまうと結構あやしいものではある。

 今回、ちょっと考えてサイトにPIYOを追加してみた。え、PIYOってなにって? FC2が提供してるミニブログサービスだよ! 知ってるかFC2! おれは昔とても世話になったよ。忍者ツールズが終了してしまったいま、あのころサイト作成でお世話になったサービスの貴重な生き残りである。昔のFF7サイトやってたころは、ブログなんか使って非常にお世話になっていた気がする。昔のサイトやってる途中あたりでFC2ブログからワードプレスに移ったんだけど、そのへんの変遷を考えると、2010年代前半はインターネットの勢力が大きく変わりつつあった時代だったのだなと思う。

 んでPIYOの話である。なんでこんなもの追加したかってもちろんツイッターが外部から見られなくなったからだが、ほんとうにこれ地味に痛くて、アカウント持ってない人が見られないんだったら告知する意味なくね? くらいの大打撃ではあるよね、サイト運営者にとっては。
 しかもツイッターで結構あれこれつぶやいてる身としては、そのへんのつぶやきも含めてマスダなる人格の一部を形成しているわけで、このへんも誰にでも見てもらえる状態にしなければ困るなあとは常々思っていた。もともとわたしの読者にツイッターの表面に現れてがんがん交流している人たちがいるとはあまり思えない。わたしがそういうやつじゃないから、そういうやつの書くものを読む人もそういうやつじゃないと思ってる。
 だからツイッターが誰にでも見られる状態であれば、存分にそこでつぶやいていてもいいけど、アカウントないと見られないとなるとアカウントない人がきついよね。いま基本的にサイトの更新通知とかもそっちのほうが早いわけだからね。

 こういう運用もどうかと思うと云えば思うのね。つまりサイトを運営しているんだからサイトで完結するような運営にしたらどうなのかとはいつも思っている。でもツイッターの手軽さたるや、やはりなかなか替えのきかないもので、んでどうしようかなーと悩んでいたら見つけたPIYOですよ。FC2ですよ。あんたが王様や。決まり。
 というわけで、苦肉の策としてツイッターの場所にPIYOを置いてみました。これ全部のブラウザで見られるの? スクリプト読み込んでいるんだけど、当たり前だけどローカルだと確認できなくて、一応CSS最低限いじってあるんだけどいろいろややこしい問題に直面してしまい、ちょっと久々に技術的に焦った。
 FC2のいろんなサービスってもう過去の遺物的な機能かもしれないんだけど、なんかまだ残ってくれてて相変わらずエロもギャンブルもOKでいてくれてありがとうなみたいな、なんか久々にFC2の存在をありがたく思ったことだった。

 まあしばらくこれでやってみます。ツイッター滅びろ派、アカウントなんか作ってやるもんか派、アカウント持ってなければ見られないサービスはみんな絶滅しろ派なあなたは(おれのことじゃん)、これでわたしのつぶやきが見られますよ。つっても、わたしすぐ同じことツイッターにつぶやく気がするんだけどね。いや、しばらくそっちを控えてみるか? まあいろいろ実験しつつやっていこうと思います。
 というお知らせでした。