RESのページを作りました|あといまやっていること

 マスダです。
 コメントをいただいたので、喜びとともに返信しに来ました。いろいろ考えて、「RES」のメニューを作りました。今後いただいたコメントへの返信は、メールか「RES」に記事を投稿することで行います。どうぞよろしく。

 いま個人的にとても面白い試みをしていて、人の二次創作を本気で読むという活動を(勝手に)はじめました。
 なんでこんなことはじめたのかというと、たとえばnoteで、「あなたのnote読みます」という活動をしている方がいるんですね。で、その方が、なぜそういうことをはじめたか書いてるんですけど、それを読んでいて、読者ってのはほんとに大事だなあと思いましてね。
 わたしこんなとこにこんなふうに偉そうに書いてますが、書くことはかなりやってきた、でも同じように読んできたのかというと、そうとは云えない。しかもいま、同時代に生きている人のを読んでいるかというと、ほとんど、ぜんぜん、読んでない。死んだ人のしか読まない女っていう自称があるくらいなもんで。そういう人、いるんだけどね、結構。

 でもねえ、それだとよくないとマスダ思うわけ。というか思ったわけだ、いまさら。わたし実は人の書いたものに興味ないのよ、クラウドさんばりに興味がない。わたしの興味関心はあくまで自分自身のなかに集中していて、このままいくと自分から一歩も出ないで一生を終わりそうな気がしてしまうくらいです。そういう人生もありだと思うんだ、わたしがもし修道士ならね。あるいは隠遁者ならばね。

 わたしはいつでも隠遁と修道の夢を見ている。これは人生の最後まできっととっておくべき夢なのだろうと思う。この道は、早く招かれる人は、早く招かれる。遅く招かれる人は遅く、そして招かれない人は招かれない。わたしは、好きなことするならなにがしたい? と聞かれたら、1に書いていたい、2に修道士になりたい。このふたつは十年くらい前から変わらない。書くことに目覚める前は、一位が修道士になりたいだった。それくらい、わたしはこの道が好きだ。愛している。神のためにすべてを捨てられたら、わたしの人生とても素晴らしいのになあ。神は実にそれに値する方だ。それに値する唯一の方だけど、でも、わたしをそういう理由で、必要とはされていないのだろうと思う、いまは。そうなるには、わたしは欲深すぎ、気が短すぎる。これはわたしの書いたセフィロスさんが云っていたね。彼も神になろうとした人だから、きっとそう思ったろうと思うんだ。そして笑ったろうと思うよ。神になろうというこころみが、どういうものだか理解したときにはね。

 自分がなにをすべき人間か、最後のところではわたしはつかめていると思っているんだけど、でも違うのかもしれない。書いているとき、わたしは神がいると思うし、神がそばにいてくださっているのだとわかるし、わたしを愛して、あなたを愛している。書くことは祈りだからね。
 言葉は神のものであり、書くことは祈りである。
 これがわたしの書く動機だ。わたしはそうだ。でも、ほかの人だってそうじゃないの? わからないけど。わたしはそう思っているよ。

 わたしはつまり、いま、あなたの祈りの言葉にも、耳を傾けようとしている。神を賛美するあなたの言葉にも。神はわたしに、自分に向けられる賛美はどんなものでも受けとる、とおっしゃったんで、わたしもそうしたいと思った。わたしは神がものを見るように見てみたいといつも思っている。できないけど。でも、そこへ近づいてゆくことならばできる。そしてわたしは神がそうおっしゃるように、すべての人に「わたしの同胞よ」と呼びかけたい。そのために、わたしはあなた方のなかへ飛びこみたい。あなた方の、とてもたくさんの言葉のなかへ、とてもたくさんの祈りの中へ。

 だって、プロのものなら誰だって真面目に読むさ。だけど、おれたち素人だぜ。だれがわれわれを真面目に扱って、愛してくれるんだ? われわれそのものじゃないか。書くことは愛することだ、読むことも愛することだ。われわれはもっと、われわれ自身のうちから、われわれ自身への愛を、とりだして、抱きしめて、解き放ったほうがいい。自信を持てよ、同胞よ。きみのやっていることは、なにも無駄なことではないよ。なにひとつ無駄ではないよ。わたしはそう信じている。

 そういうわけで、人の二次創作を本気で読んで、フィードバックするような試みをはじめた。実験台になってくださったAさんには感謝しなくてはならない。そしてしょっぱなから心してかからねばならぬようなものを出してきてくださったことに、感謝しなければならない。わたしはこれから毎日あなたのことを祈るだろう。朝と夜とに、神の前で、わたしの心の静かな場所のなかから。
 誰でもいいからとにかく読んでほしい、という作品がある人は、わたしに見せてください。読みます。心をこめて。読みこむのに、ちょっと時間をいただきますが。
 まあそんなことを、最近ぼちぼち考えて、はじめた。面白い。とても。