ボツの追加が続いているが

 いましがた、ボツにしてお蔵入りしていた作品をアップしました。こちらになります。

 なにげにこの前の話から続いている。なんか知らないけど、このいろいろ終わったあと山小屋にこもっちゃって春までで来ないっていうふたりのことがえらい好きで、この設定だけでもう20くらい話が書けそうなんですけど、これはそのつなぎみたいな断片みたいなものになります。完全な作品とはいいがたく、しかしどう転がしたものか収拾がつかなくなったのでボツにしたのだったと思いますが、いま読み返してみるとこれはこれでこれ以上どうにもしようがないなという、前回と同じ結論に達したので潔くアップします。

 こういうボツ作品が実は結構あり、ボツと正式な作品の境目というものをちゃんともうけた方がいいような気がしていたのだが、最近そうでもないように思えてきた。このところいろいろあげてるのはそのせいです。ご存じの通りわたしは非常にこだわりが強いが、そのこだわりのせいで首を絞めているところをあまり絞めないでもよくなってきたのかもしれないのは、これは多分歳の問題だと思うけれども、まあそういう流れに臆せず身を任せられるようになってきた、これもまた歳のなせる業かもしれないと思う。

 まだいっぱいあるボツのうち、どうやら作品にできる見込みのあるものがひとつあって、それはこれから書く予定。あんまり中途半端なものは相変わらずボツにしておくけども、一応完成の形を見ているものは、今後もその気になれば蔵から出してこようと思っています。