少佐は伯爵が大好きなんですよ

 

 逆もそうですけど。なんかもう、伯爵がめんこくてしょうがない。少佐くらくらしちゃう的な。あーあーかわいいなあ今日も、って思いながらひとりでにやってしてればいい。思うだけ。云ったりはしない。
 わたしは伯爵が黙ってれば女に見える派、というか、ちょっとあやうい境界線型だといいなあと勝手に思ってて、いったいどちらなのか、意識を揺さぶってくるようなタイプだといいなあ。本人は、自分の格好がどっちでも別に気にしないというか。原作であんなに女装していることですし。女装することじたいは嫌いではなくて、そのあいだのものを楽しんでいる感じ。そして少佐をそこに巻きこんでいく感じ。
 伯爵には、すごくいろいろな顔があると思う。いろいろな顔と仕草と、いろいろな思考と思想と魂が。そういうものを、伯爵は全部包み隠さず少佐に差し出している。そして少佐はそこからいろんなものを感じて、微笑む。
 そんなふたりが好きですなあ。原作からは程遠いけど。でもまあ、夢なので、勘弁してください。
 あと、なんかとりあえず一から十までひと通り書いて満足した。書きすぎたかな。たぶん書きすぎですね。しつこい描写、偏執的なものを感じる描写って好きです。とことん全部書くぞみたいな、そういうのって日本の文学の特性ではないと思うけど、でも海外のものを読んでいて、わたしはそういうのにときめく。視点人物のしつっこい、いやんなるほどの描写とか、辟易しながらときめいている。あ、そう考えると結構飛ばしているな、この描写も。まだまだだなあ。次回はもうちょっと、しつこく書きたいと思います。

 

 わたしは性的なものについて堂々と正面から書くことをあまりしてこなかったんだけど、ちょっとやったろうじゃん、と思ってこれを書きました。これは伯爵のお力のおかげです。伯爵に感謝。わたしは本番以外のところを、書きたいし見たい。遊びを見たい。これはお互いに楽しむものだ、というのを、ちょっと書いてみたかった。そしてお互いに刺激しあって楽しめる幸福な関係というのをね。いや、でもやっぱり伯爵さまのお力です。あの方のセクシャルな魅力は果てしないです。とことん陽性で、振りまかれてますね。ああもう、伯爵かわいいです。これしか考えられない、最近。伯爵かわいい! 少佐かわいがってあげてね。昼も夜もね。
 あ、そうそう、大事なことなんですが、こういうの、書いていいですかね? というか、こういうの、読みたいと思われますかね? どうなのかなあ。。ちょっとわからない。とりあえず、おひとつ献上して様子を見ます(笑)

 

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